神沢川酒造場

 

江戸時代の絵師・歌川広重による浮世絵にも描かれた東海道五十三次の16番目の宿場町・由比

 

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大正元年(1912年)、現在蔵のある場所より北の山間で林業と養蚕業を営んでいた望月金蔵・由松(よしまつ)親子が酒好きの熱意から酒造業を創業しました。

酒づくりを始めるにあたり、酒に合う水を探し求め、神沢川の傍に蔵を構えます。

研鑽の末生まれた酒は、時代に逆らっても正直に生きた地元生まれの兵法家・由井正雪にあやかり「正雪」と命名しました。

それから一世紀、甘・辛・苦・渋・酸の五つの味と、上品で爽やかな香が調和した、盃の進む飲み飽きない酒を目指しています。

 



 

 

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代表取締役 望月 正隆さん
文学部英米文学科 1985年卒業

(企業情報)
HP:http://www.kanzawagawa.co.jp
〒421-3103 

静岡県静岡市清水区由比181
TEL: 054-375-2033
営業時間:9:00~17:00(平日)

【望月 正隆さんに伺いました】

玉川での学びについて
 

Q.玉川学園に入学された動機(学問分野への興味・なぜ玉川か)をお聞かせください。
A.玉川の全人教育と理財専攻という専攻に興味があって入学を希望しました。
Q.どのような学生でしたか? 学ばれた内容や打ちこんだことなど、思い出をお聞かせください。
A.1年生の途中から写真部に入部し沢山の先輩、同学年、後輩ととても楽しい学生生活を送りました。
Q.学生生活の中であなたが『玉川らしさ』を感じた出来事をお聞かせください。
A.富士屋ホテルでのマナー講習や労作、第九の練習や礼拝、コスモス祭といった体験は忘れられません。

現在の仕事について
 

Q.現在の仕事を選ばれた動機をお聞かせください。
A.子供のころから決まっていた家業を継いだのですがやはり自分で選んだことだと今では思っています。
Q.現在の仕事内容についてお聞かせください。〔難しいこと・やりがい〕
A.酒造りは農業に近い産業です。また醸造はチームで行う団体戦のようなものです。自分の力だけでは解決できない問題が毎日起こりますがそれを克服することがやりがいです。
Q.玉川で学んだことは、今の職場でどのように活かされていると思いますか?
A.『人生の最も苦しい いやな 辛い 損な場面を真っ先きに微笑を以って担当せよ』は

まさにこの仕事の為にある言葉だと思います。

Q.卒業後、玉川だからこその利点(人脈など)を感じることはありますか?
A.卒業後静岡に戻りずいぶん経ってからですが後藤清雄先輩にお会いし、レジャー部会や静岡での学友会等お世話になっています。
また私が静岡県酒造組合会長に就任したとき静岡の先輩たちにお祝いして頂きました。

商品について
 

Q.今回出品された商品の特長やこだわっている点などをお聞かせください。
A.最高の原料と技術で手間暇を惜しまず醸造することです。
Q.商品完成までのご苦労などについてお聞かせください。
A.この商品が発売されてから30年以上過ぎましたが流行に左右されずオリジナリティを保つことです。
Q.今後の目標・夢についてお聞かせください。
A.今の事業をより良い状態で次の世代に渡していくことが現在の目標です。

同窓生にメッセージ
 

Q.玉川っ子へメッセージをお願いします。
A.私の多くの知り合いが玉川に進みました。玉川で学び、体験したことを生かし様々な場面で活躍してください。