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教育への支援

玉川大学と玉川学園K-12(幼稚園から高等学校まで)の教育研究活動への支援を主旨として設置された寄付制度です。
この寄付事業は広く一般に募集し、寄付者の意向により玉川大学及び玉川学園K-12の教育事業並びに研究事業に関する必要な経費(経常的経費)に充当させていただきます。

教育への支援に寄付する

利用用途

●玉川大学・玉川学園の教育環境整備

●大学の教育研究活動

 

●K-12(併設校)の教育活動

●教育及び学術上の国際交流

時代を先取りした大胆な教育改革進化の歩みを止めない玉川学園の教育
 

 

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幼稚園から大学院までがワンキャンパスに集う総合学園の環境を活かし、一貫した「玉川学園K-16」の教育活動を実践しています。

大学では、2021年異分野融合の場を実現するESTEAMエリアが完成し「異分野融合のイノベーションを創出する人材育成の場」として学部の枠を超えた学際的な学びを展開しています。

 

K-12(併設校)では、STEAM教育をはじめ探究学習により普段の学習や自由研究で課題や目標を定めそれを達成する活動を行っています。また、持続可能な開発目標である「SDGs」を題材にした勉強会や自分の考えた解決策のプレゼンテーションなども実施しています。
 

今後も本学園の教育理念に基づき様々な教育活動に取り組んでまいります。

 

事例紹介


本物にふれる教育の実践 NBAワシントン・ウィザーズが来園

2022年9月、玉川学園は全米プロバスケットボール協会(NBA)に所属チームのワシントン・ウィザーズなどを運営する米国のモニュメンタル・スポーツ&エンターテイメント(MSE)社とパートナーシップ契約を締結しました。
翌10月には調印式のため来園したウィザー関係者によるK-12バスケットボール部対象のクリニックや、ウィザーズダンスチームによる中高チアダンス部・エアロビック部生のためのクリニック、eスポーツ選手による指導が開催、「本物に触れる教育」が実践され、寄付金はこのイベントの実施費用の一部として活用させていただきました。
日本の学校法人がNBA所属チームとパートナーシップ契約を行うのは初めてのこと。今後はMSE社の持つNBAやNHL、eスポーツなどのプロチームとの教育連携活動を図っていく予定です。

 
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ウィザーズコーチによるバスケットボールクリニック
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ウィザーズダンサーズによるダンスクリニック
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MSE社に所属するeスポーツ選手による指導
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詳細はこちら

 

Tamagawa Mokurin Project
 


2022年度、幼稚園児から大学院生に、身近な「木」との関りを通じて環境整備に対する理解を深めてもらおうと、「Tamagawa Mokurin Project」がスタートしました。※Mokurin=木輪
学内で伐採した木のうち教育活動や建材として利用できるものを、木材低温乾燥装置で乾燥させ、教育活動に活用します。
大学ではSTREAM Hall 2019のメーカーズ・フロア、K-12ではアートセンターの建物内にあるアートLabで様々なものに加工されています。
K-12から大学院まで、玉川産木材を活かした教育研究活動や労作などへの発展が期待されています。
寄付金は「Tamagawa Mokurin Project」の活動費用の一部として大切に活用させていただきました。

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学内で伐採された木材で制作された作品


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K-12メーカーズルームのShopbotで制作の様子


K-12 12年生が幼稚部生に木のおもちゃをプレゼント

美術技法を選択している12年生がグループワークで、幼稚部生のために贈るおもちゃを考える「木のおもちゃプロジェクト」を立案、学内で伐採した木を使用スマートボールとTama Treeホッケーを制作しました。
幼稚部の先生をクライアントと見立てプレゼンを行い、先生方の意見を取り入れ制作にあたりました。
デザインをデジタルデータ化し、K-12メーカーズルームのShopbotで制作。
小さな子供達への安全性も考慮し、角がないように面取りやヤスリがけも丁寧に行いました。


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スマートボール(檜材使用)


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Tama Tree ホッケー (桜材、銀杏材使用)

 

自分たちが育てたサンゴを沖縄伊江島の海に移植

「海の環境を守る活動がしたい」生徒の声で始まったサンゴ飼育研究。学園内の水槽・循環システムを使用し、サンゴの研究・飼育養殖活動を行っています。
2020年より玉川学園Secondary Program Divisionのサンゴ研究部(クラブ活動)・自由研究サンゴのグループは、沖縄県伊江島海の会と連携し、サンゴ養殖を行うプロジェクトに取り組んでいます。
2022年7月、24名の生徒が伊江島を訪れ、玉川学園内で株分けし成長させたサンゴを、自分たちの手で伊江島の海に移植することが実現しました。
寄付金は、サンゴ株移植に伴う旅費や物品購入、サンゴ輸送費用等に使用させていただきました。
伊江島と連携しながらのサンゴ養殖プロジェクトは今後も続いていきます。


 
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サンゴの株分けの様子
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伊江島の海に玉川学園内で成長させたサンゴを移植

国際的なビジネスコンテストで優勝 北極圏を訪問

2022年10月から2か月間、6~11年生の43人が、リーダーシップと起業家精神を育成するプログラム「The Arctic Race 4 Good」に参加しました。
今回のプログラムは、北極圏の生活改善に役立つビジネスプランを提案するもので、舞台はグリーンランドのカナックという先住民の人々が住む小さな村。玉川学園のTeam Bonanzaが提案した「カナックの人々や生活のデジタル写真集の出版」は他校とともに共同優勝に輝きました。
「世界一」になったことで北極圏への旅行の参加機会を得ることができ、2023年3月26日~9泊11日の日程で、プログラム参加者のうち有志8人が現地を訪問しました。その際の生徒派遣旅費の一部を参加生徒へ給付させていただきました。
現地では、提案したビジネスプランの発表と実践、日本とグリーンランドの文化交流、流氷上での遊び、犬ぞり体験、現地ラジオ番組への出演、先住民の文化の授業その他、充実したプログラムを実施しました。日本の日常では絶対に味わえない意見や景色、短い時間で培った現地の人との絆など、枚挙に暇がないほど圧倒的な経験をすることができました。また、帰国後、この経験を他の生徒達と共有することができたことも大変意義深いこととなりました。


 
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サン・ピエトロ大聖堂でも使用されているオルガンが玉川学園に

「質の高いオルガンを玉川学園の教育に役立てていただきたい」という願いのご支援を賜り、バチカン市国のサン・ピエトロ大聖堂でも使用されている、アメリカのアーレンオルガン社製の教会用オルガンGX-335eを購入させていただきました。
アーレンオルガン社は世界最大のオルガンメーカーであり、バチカン市国のサン・ピエトロ大聖堂でも同社のモデルが使用され、ミサの際などに演奏されています。
「本物にふれる教育」の実践として、美しい音色をこれからの音楽教育に活かしていきます。


 
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バックスアーレン社製の電子オルガン
スピーカーボックスには玉川学園の間伐材を使用
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K-12新入生の集いにて 生徒による演奏
 

 

「イデア書院100周年&児童百科事典刊行90周年記念講演会」開催

2022年は、小原國芳が玉川大学出版部の前身のイデア書院を設立して100年、玉川学園出版部が日本で初めて子供向け百科事典「児童百科大辞典(全30巻)」刊行して90周という節目の年。それを記念して、2022年12月10日、玉川大学 University Concert Hall 2016 「MARBLE」にてイデア書院100周年&児童百科事典刊行90周年記念講演会「書物の海へ ―イデアとメディア―」が開催されました。
学園関係者や本学教育学部の学生が参加、イデア書院設立から現在に至る100周年の歴史をふり返る映像の上映や「メディアとしての玉川学園」「学校出版事業のいま昔」と題した講演が行なわれ、学校出版事業の教育史的意義と「読む」ことの根源性について考える講演会となりました。
寄付金はこの講演会の開催費用の一部として利用させていただきました。


 
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記念体育館内設備の塗装

記念体育館の球技場にはガラス面を保護するために鉄製の格子が取り付けられています。
記念体育館は玉川学園50周年を記念事業として建築されたもので、長い年月を経て鉄格子には錆が出てきています。課外活動で利用する生徒達はこの格子を利用してトレーニングも行っており、「補修して欲しい」との声があがっていました
2022年度、鉄格子の塗装補修工事費用の一部に寄付金を活用させていただき、生徒達が使う部分を塗装することができました。


 
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