教育への支援
玉川大学と玉川学園K-12(幼稚園から高等学校まで)の教育研究活動への支援を主旨として設置された寄付制度です。
この寄付事業は広く一般に募集し、寄付者の意向により玉川大学及び玉川学園K-12の教育事業並びに研究事業に関する必要な経費(経常的経費)に充当させていただきます。
●玉川大学・玉川学園の教育環境整備
●大学の教育研究活動
●K-12(併設校)の教育活動
●教育及び学術上の国際交流
時代を先取りした大胆な教育改革進化の歩みを止めない玉川学園の教育
幼稚園から大学院までがワンキャンパスに集う総合学園の環境を活かし、一貫した「玉川学園K-16」の教育活動を実践しています。
大学では、2021年異分野融合の場を実現するESTEAMエリアが完成し「異分野融合のイノベーションを創出する人材育成の場」として学部の枠を超えた学際的な学びを展開しています。
K-12(併設校)では、STEAM教育をはじめ探究学習により普段の学習や自由研究で課題や目標を定めそれを達成する活動を行っています。また、持続可能な開発目標である「SDGs」を題材にした勉強会や自分の考えた解決策のプレゼンテーションなども実施しています。
今後も本学園の教育理念に基づき様々な教育活動に取り組んでまいります。
事例紹介
NBAワシントン・ウィザーズ バスケットボールとダンスのクリニック
2023年9月に全米プロバスケットボールリーグ(NBA)のワシントン・ウィザーズからOB選手・コーチ、ダンスチームの現役メンバーが来園し、玉川学園の児童・生徒を対象としたバスケットボールとダンスのクリニックを開催しました。サポートとして玉川学園・玉川大学のバスケットボール部員、大学のダンスドリルチーム、通訳として国際バカロレアクラスの生徒もイベントに携わり、多くの児童・生徒・学生にとって「本物に触れる教育」の実践の場となりました。
寄付金は、このイベントの実施費用の一部として活用させていただきました。
寄付金は、児童が安全に活動に参加できるよう農場整備費用の一部として活用させていただきました。
Secondary Program Division 6-8年生のサマースクール
玉川学園Secondary Program Division(2024年度よりSecondary Divisionに名称変更)では、夏休みの2日間に6-8年生の希望者に向けて、サマースクールを開催しています。資格試験等に関する講座や、各教科の特色を生かした講座、スポーツ系の講座、玉川大学の施設で大学教員の指導を受けることのできる中大連携講座など、2023年度は全17講座が開講されました。中でも7年生を対象とした「サマーキャンプ」は、中大連携による講義や体験に加え、学内にテントを張って宿泊するプログラムで、ワンキャンパスならではの体験ができました。
寄付金は、普段の授業とは異なるさまざまな講座の実施費用の一部として活用させていただきました。
玉川大学南さつまキャンパスで栽培されているタンカン(柑橘類の一種)のブランド化を目指すプロジェクトは、2022年度秋学期に開講された全学共通科目の授業が出発点です。2023年度は農学部・芸術学部・工学部の有志学生による課外活動として引き継がれ、ピクトグラム、ロゴ、キャラクターのデザインや、それらを用いた箱やおすそ分け袋などの制作、タンカンの収穫と箱詰めに携わり、玉川学園購買部や小田急百貨店、道の駅八王子滝山での販売に至ることができました。
寄付金は、熱意を持った学生たちの活動費用の一部として活用させていただきました。