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研究への支援

夢ではない夢がある事を信じて挑戦するのが「研究」です。
そして、玉川で育まれる個々の夢を形にして叶えた延長線上には「社会貢献」があると信じています。
夢の具現化に向けて研究するのは人であり、その人を育てるのは教育という観点から、研究活動には常に多くの学生たちが参画しています。
皆様からの寄付金を基金に加え、基金の果実を対象分野に利用させていただいており、対象分野は、玉川教育を充実発展させるための諸部門にわたっております。

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利用用途 

●学術研究所の研究活動

●脳科学研究所の研究活動

●量子情報科学研究所の研究活動

 

●学術研究者等の人材の養成

●国内外の優れた学識経験者等の招聘

事例紹介

TAP(Tamagawa Adventure Program)設立20周年記念シンポジウム
全人教育とアドベンチャープログラム -TAPの歩みと未来に向けて-

 

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2021年12月、在学中にTAPに取り組んだ卒業生をはじめ、現職の教員や教育関係者等が会場参加(定員100名)とオンライン参加のハイブリッド型で開催されました。

 

今回のシンポジウムでは、TAPを通した教育(心の豊かさの醸成、人間関係づくり、リーダーシップの育成等)について多角的に振り返り、理論と実践の往還・統合の視点から総括し、未来への展望を具体的に感じさせる充実したシンポジウムとなりました。

 

20周年を迎えたTAPへの取り組みは、玉川教育の根幹を成す12の教育信条の一つである「第二里行者と人生の開拓者」、すなわち独立独行の開拓者的実践力を持つ人材の養成に通底しています。

 

TAPは予測困難な環境下でも自分で考え、協働しながら行動し、アドベンチャーを通して成長する人材を育成し、広く社会に貢献するために「次の20年」に向けてさらに研究と開発を推進していきます。

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ロボカップ世界大会で玉川大学チームが優勝

2021年6月、ロボカップ2021世界大会において、工学部生とリベラルアーツ学部生で構成されるチーム「eR@sers Education」がOpen PlatformリーグのOpen Categoryで1位を獲得、見事優勝を勝ち取りました。

また、自分たちが創り上げたプログラムのベースとなる部分を公開したことで、ロボット開発への貢献が認められ、Best Education Awardも同時受賞しました。

「コロナ禍におけるレストランでの接客ロボット」を課題に、「eR@sers Education」は、ロボットが自分で動き、お客様を認識する、注文を聞く、注文された食品の提供、お客様をお見送りするなど、まさに店舗でスタッフが行う内容に挑戦。日頃の研究の成果を発揮することができました。


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世界で初めて、植物ミトコンドリアのゲノム編集に成功

農学部の肥塚信也教授、九州大学大学院の風間智彦准教授¹、東京大学大学院の有村慎一准教授の研究グループは、東北大学大学院、東京工業大学生命理工学院、国立遺伝学研究所との共同研究で、人工制限酵素TALENを用いたゲノム編集技術により、世界で初めて植物ミトコンドリアのゲノム編集に成功、2019年7月に国際誌Nature Plantsに発表しました。

この研究の端緒となったのが、2014年に授与した基金でした。また、2021年9月に本研究に対し、一般社団法人日本植物バイオテクノロジー学会より2021年度技術賞²が授与されました。

本研究成果は、今後の様々な植物遺伝子の解析や新品種創出などに貢献すると期待されます。


¹ 論文発表時の所属は、東北大学大学院農学研究科

² 2021年度技術賞の内容については、下記URLをご参照ください。

 https://www.jspb.jp/2021award_for_technical_advance

 

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本物に触れる教育

ベルリン・フィル団員と創る教育プログラム


世界最高峰のオーケストラといわれる「ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団」の団員との交流は1998年に始まります。
玉川教育の理念や実践に共感したベルリン・フィルハーモニー管弦楽団員の有志メンバーからの提案で、2011年に「玉川-ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団員 教育プログラム」を立ち上げ、「共に創る」プログラムに発展し、教育と芸術の可能性を探求していく実践を積み重ねています。
幼稚園から大学院まであり、音楽や芸術を日常の学びや生活の中に取り入れている玉川だからこそ実現するプログラムは、メンバー達にとっても大きな楽しみであり、喜びとなっています。

 

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グローバル化時代の中等教育はいかにあるべきかを検討する研究発表会を開催

2015年10月27日~11月1日、「グローバル・アクティブ・ラーニング研究週間2015~新時代の”学びの技”IB×SGH×SSH」を開催しました。
10月31日にはグローバル化時代の中等教育はいかにあるべきかを検討する研究発表会を開催し、基調講演者として、イギリスの教育シンクタンク「Sustainbility Frontiers」創設者のディビッド・セルビー博士および香川文代博士を招聘。
一般参加者およびK-12教員を対象に、これから教育現場で主流となると考えられている「アクティブラーニング」に焦点をあてた研修会を行いました。

主な実績

●玉川大学の教員養成と玉川学園の協働によるプログラミング教育の実践
●玉川大学卒業生に対する「教育内容等の改善充実に関するWeb調査」の実施・分析
●国内外の演劇実践系大学における俳優教育の調査研究とカリキュラム構築
●教師教育を視点にした大学歴史教育改革のための基礎的研究
●玉川学園礼拝堂及び玉川学園チャペルのオルガンを使用したデジタル音源の録音制作
●玉川大学・玉川学園とオレロップ体育アカデミーとの体育教育交流に基づく体操の指導法・補助法及びスポーツに関する指導法の共同研究
●高等教育における我が国の舞台芸術教育方法のスタンダード構築と国際化への学際研究
●ミャンマー連邦国の文化・教育等に関する講演会の開催
●「第10回記念スンマ・クム・ラウデ国際青少年音楽祭ウィーン」への参加
●「第70回 ミッドウエスト・クリニック」への参加
●教員養成課程における学校インターンシップに関する研究
●玉川・HGC教育的交流プロジェクト
●芸術学部生向け特別講演、特別公演、共同研究特別ワークショップ開催
●「ラルフ・ケレンツ講演会 ―新教育の歴史と現在―」開催
●デンマーク・オレロップ体育アカデミーのエリートチーム招聘
●玉川学園とブンデス・スキー・アカデミーとの関係の再構築

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